【料金プラン】Wantedlyの掲載料金から見る採用単価とは?

Wantedlyは「共感採用」に特化したビジネスSNS型の採用プラットフォームです。条件ベースではなく、企業のビジョン・カルチャーへの共感を軸に、若手層を中心とした採用を実現できます。ですが、実際に導入を検討する際、最も気になるのが「料金」。この記事では、Wantedlyの各種プランとその費用感、そして実際の採用単価について、Wantedlyの認定パートナーの弊社が徹底的にリアルを解説します。
Wantedlyの料金プランを全て解説

Wantedlyでは、企業の採用ニーズや採用戦略に応じた3つの料金プランが提供されています。それぞれのプランにより「募集枠数」「スカウト通数」「サポート範囲」などが異なるため、目的や体制に合った選択が非常に重要です。

Wantedlyの各プランの詳細は下記よりご確認ください。
Wantedlyライトプランとは?
ライトプランは、最も基本的なプランで、スカウト機能を利用しない前提でWantedlyを活用したい企業に向いています。掲載数に制限はなく、費用を抑えてWantedlyを試したい企業におすすめです。契約期間に応じて月額料金が変動し、6ヶ月契約で月額6万円、12ヶ月で月額5.5万円、24ヶ月契約では月額5万円となります。スカウト機能は利用できませんが、最大15名まで管理画面に入ることができます。
Wantedlyのスタンダードプランとは?
スタンダードプランは、スカウト機能を活用しながらWantedlyを本格運用したい企業向けです。6ヶ月契約で月額15万円、12ヶ月契約で14万円、24ヶ月契約で13万円と、契約期間が長いほど月額単価が下がる設計になっています。スカウト通数は期間中合計で150通〜600通。管理者の登録上限は30名までとなっており、中規模以上の組織でも運用しやすい設計です。
Wantedlyのプレミアムプランとは?
プレミアムプランは、スカウト通数がさらに多く、組織規模や採用数に対して攻めの採用が可能なプランです。6ヶ月契約で月額22万円、12ヶ月で19万円、24ヶ月で16万円。スカウト通数は契約期間中合計で300通〜最大1200通と、大量の母集団形成にも対応できます。また、管理画面の登録人数に上限がなく、複数拠点・部署での運用にも向いています。
Wantedlyを始めたい場合、まずはどのプランを契約すべき?
結論から言うと、どのプランを選んでも採用のしやすさそのものに大きな違いはありません。採用成果に最も影響するのは、記事内容・スカウト文面・運用体制といった“中身”であり、プランはあくまでスカウト機能の有無による違いです。
ライトプランはスカウト機能がつかない分、費用は抑えられます。Wantedlyの契約は半年〜2年単位の中長期契約になるため、予算に限りのある企業や、まずは効果検証から始めたい企業にはライトプランが現実的な選択肢になるでしょう。
Wantedlyの運用は、基本的に記事制作・ストーリー投稿・スカウト送信といった一連の業務を自社で行う形になるため、それなりの工数がかかります。片手間の運用では成果につながりにくいため、しっかりとした担当者をアサインすることが重要です。
また、Wantedlyで採用できる職種には得意・不得意があります。どんな職種がWantedlyと相性が良いかについては、以下からをご覧ください。
初めてWantedlyを導入する企業であれば、「ライトプラン」または「スタンダードプラン」からのスタートが現実的です。採用活動を試験的に行いたい企業にはライトプラン、明確な採用計画がありスカウト機能も活用したい企業にはスタンダードプランが向いています。
どのプランで契約すべきか悩まれている方は、一度Wantedlyの認定パートナーであるRXプロへお気軽にご相談くださいね!
Wantedly認定パートナーのRXプロへ、採用できる職種を問い合わせる
採用単価から見てWantedlyの契約はおすすめなのか?

採用媒体を検討する際、多くの企業が気にするのが「結局いくらかかるのか?」という採用単価の問題です。Wantedlyは月額制という料金形態で成果報酬が発生しないため、上手に運用すれば非常にコストパフォーマンスの高い採用が可能です。
しかしその一方で、職種との相性や運用体制が整っていない場合は、まったく成果が出ずに割高になることもあるため注意が必要です。この章では、業界全体の平均的な採用単価と、Wantedlyで実現可能な費用感を比較しながら、契約を検討する上で押さえておきたいポイントを整理していきます。
採用単価の業界平均とは
日本経済団体連合会(経団連)が発表した「2023年新卒採用活動に関するアンケート調査結果」によると、1人あたりの新卒採用コストは平均55.2万円となっています。また、人材紹介会社を利用する場合の採用単価は、年収の30〜35%程度(例:年収500万円であれば150万円〜175万円)が一般的です。
このように、従来型の採用手法では、職種や採用難易度に応じて非常に高額な費用がかかることが珍しくありません。
Wantedlyは月額固定制で、成果報酬が発生しない分、運用次第で非常にリーズナブルな採用単価を実現できます。たとえば、6ヶ月契約で月額15万円のスタンダードプランを利用し、3人の採用に成功した場合、1人あたりの採用単価は約30万円。これは業界平均と比べてもかなり安価な水準です。
ただし、運用に失敗すれば1人も採用できず、結果的に高額になるケースもあります。Wantedlyで成果を出せるかどうかは、「採用したい職種がWantedlyとマッチしているかどうか」、そして「辛抱強く運用してくれる担当者がいるかどうか」にかかっています。逆に言えば、この2点をクリアすれば、Wantedlyは非常にコストパフォーマンスに優れた採用チャネルとなるのです。
貴社が採用したい職種の方はWantedlyと相性が良いかまとめた資料は以下からご確認ください!
Wantedlyの採用事例をご紹介
実際にRXプロが支援した上で、採用単価を大幅に下げた企業様の事例を紹介します。
0からの運用スタートで、新卒2名・中途1名の採用に成功!
Wantedlyの運用を一切行っていなかったW社様が、RXプロと共に採用広報を強化。採用活動に課題を感じていた中で「伴走型の支援」に信頼感を持ち導入を決定。結果、新卒2名・中途1名の採用に成功。今後も3〜4名の優秀層の獲得見込みが立つなど、母集団形成にも好影響しました。
採用ブランディング強化で母集団14倍!2ヶ月で即戦力エンジニア2名を採用
ゲーミフィケーション事業を展開するO社様は、採用強化と広報の整備を目的にRXプロの運用支援を導入。1ヶ月目で即戦力人材の採用に成功し、応募数は従来の14倍に拡大。自社の魅力を言語化し、広く伝えたい企業にとって最適なパートナーとして、ご支援させていただきました。
Wantedlyのオプションの料金プラン

Wantedlyには基本プランに加え、より効果を高めるための追加オプションが用意されています。必要に応じて柔軟にカスタマイズできる点も魅力のひとつです。まずが料金を確認していきましょう。

それぞれのオプションに関して確認していきます。
ダイレクトスカウトとは?
Wantedlyの「プレミアムスカウト」は、100通あたり40万円という料金で2ヶ月間利用できるオプションです。これは、特定の期間に集中して母集団形成を行いたい企業や、限られた期間内に候補者との接点を増やしたいケースに有効です。スカウト対象となる人材のプロフィールを読み込みながら、ピンポイントで「会いたい」と思う人材にアプローチできるため、狙いを定めた採用活動において成果を発揮しやすい仕組みです。「プレミアムスカウト」は、100通2ヶ月間の利用で40万円。短期集中で母集団形成を強化したいときに有効です。
広告とは?
Wantedlyでは、SNSやプラットフォーム内の露出を強化するための広告オプションが用意されています。たとえば、Facebook広告は10万円から導入可能で、推奨金額は30万円以上。クリック課金制で約1週間の配信が一般的です。同様に、X(旧Twitter)広告も20万円から利用可能で、推奨30万円以上の出稿が効果的とされています。さらに、Wantedlyのトップページに掲載される広告枠は30万円、アプリ内の広告は20万円で、いずれも掲載期間は2週間が目安です。こうした広告オプションは、企業認知度を高めたいときや注目ポジションの露出を強化したい際に役立ちます。SNSやWantedly内の露出を強化できる広告メニューも充実しています。
- Facebook広告:10万円〜(推奨30万円〜)、配信期間の目安は約1週間
- X(旧Twitter)広告:20万円〜(推奨30万円〜)、配信期間の目安は約1週間
- トップページ広告:30万円、掲載期間は約2週間
- アプリ内広告:20万円、掲載期間は約2週間
コンテンツ制作とは?
Wantedlyの魅力のひとつは、企業のカルチャーや価値観を伝えるコンテンツを発信できる点ですが、その制作をプロに依頼できるオプションも存在します。たとえば、募集記事の特別ライティングは1本35万円で、申し込みから校正完了まで約1ヶ月を要します。シンプルライティングであれば、5万円から依頼が可能です。また、ストーリー記事の制作は1本30万円(買取型)で提供されており、こちらも約1ヶ月の制作期間が想定されます。
そのほか、3ヶ月間の継続伴走が受けられる運用支援サービスは30万円、プロの撮影による写真素材は撮影5万円・買取5万円、動画制作は新規制作で65万円から依頼可能です。これらのコンテンツ制作オプションを活用することで、採用ブランディングや企業の世界観発信をさらに強化することができます。自社でのライティングが難しい場合は、以下のような制作代行も利用可能です。
- 募集制作(特別ライティング):35万円/1募集、納品まで約1ヶ月
- 募集制作(シンプルライティング):5万円/1募集
- ストーリー制作:30万円(買取式)、納品まで約1ヶ月
- 運用支援サービス:30万円(3ヶ月間の伴走支援)
- 写真撮影:撮影5万円、買取5万円。
- 動画制作:新規制作65万円〜
必要に応じてこうしたオプションを組み合わせることで、自社の状況やリソースに最適化したWantedly活用が実現できます。
「この職種とWantedlyは相性が良い?」と悩まれた方はRXプロにご相談ください!

Wantedlyはすべての職種に万能な媒体な訳ではありません。実際、職種によっては応募が集まりにくかったり、ミスマッチが起きやすかったりすることもあります。
そこで、私たちが5年以上の運用実績を通じて蓄積してきた知見をもとに、「Wantedlyで採用しやすい職種/しにくい職種」を一覧にまとめたホワイトペーパーをご用意しました。
「この職種、本当にWantedlyで採れる?」と悩む前に、ぜひ一度こちらの資料をご覧ください。